自分に合ったバットを選択するためにどうするか.
硬式野球の打者にとって,自分に最適なバットとの出会いは野球で成功するための一つの重要な条件だ.
自分に合ったバットの重さと長さ,もっというと重心位置,グリップの太さ,エンド部分の形状などは非常に重要だ.
しかし,どのような形状のバットが最適なのかを知ることは難しい.
イチロー選手は,当初より篠塚モデルを使用してバットに自分を合わせるという手法をとっている.イチローのバットはヘッドバランスでしかも920gとそこそこの重さであり,しかも全体に細い,すなわち密度が濃い木を使っている.
反対に,松井秀喜は自身の体力や体の変化に応じて,バットを変えて結果を残してきたようだ.一般的には,松井のように体の変化に応じてバットを変える選手の方が多いと思うが如何だろうか.
高校野球や中学硬式では,金属バットを用いることが一般的であるので選択の幅は広くないだろうが,大学野球や社会人,プロでは選択の幅が広すぎて,自分にどのようなバットが最適なのかを知ることは難儀な作業ではないだろうか.
多くの選手のやり方は,他人のバットを借りて振ってみて,打球を打って試すのではないでしょうか.そして,しっくりとくるとその形状に合わせたバットを作ってもらったり,或いは,自身のバットから,あと数グラム重くするや軽くする,ヘッドバランスにするなど調整をしていくのではないでしょうか.
私が知る限りにおいて,プロ野球選手が使っていたバットを同時に何本も試せる場所がある.
なんと600本もの名選手のバットを展示している場所がある.
南砺(なんと)バットミュージアム
南砺バットミュージアム|ジャンル別観光案内【観る】美術館・資料館|福光観光案内所|自然豊かな棟方志功ゆかりの地
ここで,名選手のバットに触れしっくりきた一品をオーダーするのが成功への近道ではないでしょうか.